2011/08/31 第64回NHK杯 青森県サッカー選手権大会準決勝・決勝を終えて


全国社会人東北予選会20日(土)・21日(日)・22(月)の3連戦を終えて、迎えたNHK杯準決勝リベロ津軽SC戦。
13分、CKからのこぼれ球を照井Cが押し込み先制。
31分、新井山祥智Iの絶妙なスルーパスに岩崎大輔Jが持ち込んで決め、2-0。
39分、左サイドを藤山G→菅原Rが崩し高山裕大Fが中央で合わせて3-0。
前半終了。
68分、新井山I→菅原Rからのパスを岩崎Jが確実に決めて4-0。
その後、相手チームに退場者が出て全体的に緩んだ雰囲気のまま試合終了。
選手らの重い疲労が色濃く見える試合だった。

決勝の対戦相手は八戸大学。2年連続同一カードとなった。

八戸大学戦も準決勝と同様ミスが多く序盤から苦しい試合展開となるが、その中でもチャンスを作る。新井山Iが相手DFのポジションの裏を突く絶妙なスルーパス。それを岩崎大輔Jがループシュート、無人の相手ゴールに吸い込まれた、と思ったボールはポストに阻まれる。
またCKからビッグチャンスをつくるもゴールライン寸前でクリアされる。
逆に幾度か相手にシュートチャンスを与えるが、山田賢二@が安定した守備をみせる。
0-0のまま前半終了。
後半なかば、自分達のミスからペースを握られる。
28分に相手CKがオウンゴールを誘い0-1と先制される。
しかし、29分に右サイドを突破した高山裕大Fがクロスを入れる。そのコボレ球を新井山Iが落ち着いて決め1-1の同点に。
本来であればここからペースを握れるのだが・・・・。
苦しい時間帯が続く。89分自陣PA内で反則の判定を受けPKを与える。
一度はGK山田@がコースを読み、ボールを弾くがもう一度押し込まれて1-2。
反撃する時間は残っておらずそのまま試合終了。

控室に戻ってくる選手達の顔を見る。
悔しさというより先に疲労感が伝わってくる。
東北リーグのレギュレーションの変更から厳しくも険しい「昇格」という道を目指して全国社会人東北予選会3連戦を全力で戦い、惜しくも敗れたのが22日(月)。そして4日後にこのNHK杯2連戦。
選手は全力で戦った。このハードな日程にも全力で立ち向かい、全てを振り絞って戦った選手たちを誇りに思う。
そして多くの皆様からも「日程が厳しい」という労いの言葉を頂きました。
だが、これは言い訳にしかならない。
なぜなら東北社会人予選会を勝ち抜いた場合、全国社会人では5日間連続開催が待っていたのだから。
「その先」に行く為には超えなければならない2週間だった。

この結果を受けてチームに残された今季試合はリーグ戦のみとなった。
応援して下さる多くの皆様の為にも気持ちを切り替え全力でプレーすることを選手には望み、私達フロントは今回の反省を生かし「その先へ」を目指し選手を全力でサポートしたい。
最後になりましたが、サポーターのN君、NTTテルウェルの皆様、そしてヴァンラーレ八戸を応援して下さるすべての皆様応援有難うございました。
最後の最後まで諦めず全力でリーグ戦を戦います。


















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